三十一音の星を集めて

夜空を一緒に眺めて、星がいくつ見えるか数えたこともあります。

一番星かなと話していたら人工衛星だったことがあって、祖母と笑ったことを思い出しました。



サテライト 見上げて(にじ)む藍色が
優しい風に背中押されて



あの頃を思い出して詠んでみました。

今夜、下校する時には、久しぶりに夜空を見上げてみたいと思います。

梶山 さちほ】



【梶山 さちほさんへ

素敵な思い出を教えてくれてありがとうございます。

一番星と人工衛星って、確かに間違えてしまうことがありますね。

ぼくも小さな頃、間違えたことが何度もあります。

でも、あの輝きは心強いし、なんとなく見守られているような感じもして、優しい気持ちになります。

あなたの短歌を読んで、特にそう思いました。

夜空を見上げて滲んだ理由が、どうか一番星と間違えて笑った涙であればいいな。

夜の学校からはどんなふうに星が見えますか?

ぼくも見てみたいです。

三ツ橋 隼人】