三十一音の星を集めて

【梶山 さちほさんへ

葉桜のことを詠んだ短歌ですよね。

春の終わりに何気なく見ていた葉桜でしたが、あなたの短歌を読んで、その寂しさや強がりとも思える気持ちが愛おしく思えました。

ぼくも周りから浮いてしまう時があるので、その寂しさや強がる気持ちがわかる気がします。

梶山 さちほさん、お返事をくれてありがとうございます。

ちゃんとあなたに、あなたの世界を返すことが出来てホッとしました。

あのメモ帳の中の世界は、どこかの夜空に浮かぶ星のように感じていて、ひとつひとつの歌に物語があるみたいです。

ぼくは読書や星が好きです。

またあなたの物語のような歌を読みたいです。

三ツ橋 隼人】






……また読みたいって書いてあった。



(っていうことは、また手紙を書いてもいいってこと?)



そう思って心が跳ねた。



(いやいやいや、違う! ただ、短歌を読んでもらえるのが嬉しいだけだから)