「待って、その状態じゃ帰り道が心配です」
立ち上がりそうな彼を制止して、私は「ちょっと待ってて」と、店内に戻った。
マスクと、フルーツゼリーを購入し、田村さんに断って再びバックヤードへ戻る。
「お昼の忙しい時間が過ぎて、少し暇な時間帯なんです」
と言いつつ、マスクを付けて、さっき購入したフルーツゼリーのふたを開けて、レジ前に置いているスプーンと共に彼に渡す。
「飲み物と一緒に、良かったら食べてください。熱がある時、これだと食べやすいかなって思って」
「すみません……」
と、彼はそれを受け取り、もそもそと食べ始めた。
「美味しいです」
「良かったです。病院帰りだったんですか?」
「はい。でものどが渇いてしまって、飲み物を買おうとこのコンビニに……」
申し訳なさそうに力なく笑う彼は、やっぱり可愛い顔だった。
ほんのり胸がときめいてしまう。
(三ツ橋くんのことだって気になってるくせに)
と、自分をちょっと恥じた。
立ち上がりそうな彼を制止して、私は「ちょっと待ってて」と、店内に戻った。
マスクと、フルーツゼリーを購入し、田村さんに断って再びバックヤードへ戻る。
「お昼の忙しい時間が過ぎて、少し暇な時間帯なんです」
と言いつつ、マスクを付けて、さっき購入したフルーツゼリーのふたを開けて、レジ前に置いているスプーンと共に彼に渡す。
「飲み物と一緒に、良かったら食べてください。熱がある時、これだと食べやすいかなって思って」
「すみません……」
と、彼はそれを受け取り、もそもそと食べ始めた。
「美味しいです」
「良かったです。病院帰りだったんですか?」
「はい。でものどが渇いてしまって、飲み物を買おうとこのコンビニに……」
申し訳なさそうに力なく笑う彼は、やっぱり可愛い顔だった。
ほんのり胸がときめいてしまう。
(三ツ橋くんのことだって気になってるくせに)
と、自分をちょっと恥じた。



