さっちゃんの足跡

 特別に変わったことも無いまま、さっちゃんは中学生になりました。
制服を着て2棟の2階へ上がると奥から3番目の部屋に直行。 美奈ちゃんも後ろから付いてきてます。
 通学してくる健太郎君も帽子をかぶって楽しそう。
1階は小学生の教室だから卒業した気がしないさっちゃんなのです。
 それでも夜になるとママに手紙を書きます。 とはいってもこの頃は、、、。
簡単な挨拶だけ書いて後はカセットテープに録音することにしています。
 ママから言われたんだって。 「長いと全部読む暇が無いから短くていいよ。」って。
それでまあ時々こうしてテープレコーダーの前に座るわけです。
 同室のゆかりちゃんとか芳江さんとかの声もたーーーーーっくさん入ります。
「今回も賑やかなテープを送ってきたわねえ。」
さっちゃんたちの賑やかな声を聴きながらママは夕食を作るのでした。