さっちゃんの足跡

 6年生になるとまあまあ楽しみなのは修学旅行です。
ここ福岡の盲学校では毎年大分に行くのが決まり。
 今年もその修学旅行が来ました。 担任もいろいろと思案を巡らせているようですが、、、。

 まずはjr二日市駅に行きます。 ここが一番近い駅。
「今日は修学旅行です。 みんなも6年生になったんだから恥ずかしくないようにしてね。」 引率の先生たちも緊張してますねえ。
 汽車に乗ります。 別府行きの急行です。
ここから久留米まで行きましてそこから久大本線に入ります。 阿蘇山を巡って別府に行くわけです。
 駅弁を食べたり昼寝してたり、お喋りしていたり、なかなかみんな楽しんでますねえ。
数時間の長旅を経て別府に着きました。 降りてみると温泉の匂いが、、、。
 別府と言えば温泉地。 何処を歩いても温泉の匂いが立ち込めてます。
 「これから地獄めぐりをする。 逸れないように来るんだぞ。」 「地獄?」
「そうだ。 お前を地獄に落とすんだ。」 「怖いなあ。」
 別府には有名な地獄が七つ在ります。 すごいもんですねえ。

 まずは血の池地獄。 名前の通りに真っ赤な地獄です。
次は海地獄。 こちらは真っ蒼な地獄ですねえ。
ここにはなぜかゆで卵が売られてます。
 それから坊主地獄。 泥の中からボコボコと泡が浮き出してきます。
続いて竈地獄。 この辺まで来ると鬼滅の刃を思い出しそうな、、、。
 そして竜巻地獄。 数分に一度お湯を高く噴き上げる間欠泉です。
 そしてそして見るからに美味しそうな白池地獄。 湯気が美しい金竜地獄。
さっちゃんは歩き回りながら想像してみるのですが、どうも分かりません。 話を聞いても「ふーん。」って唸るばかり。
そりゃそうだよなあ。 何を聞いても見たことが無いんだから。
見えていたらどんなにはしゃいだことか、、、。