女子高の王子様は、護る人が危なっかしくて困る




 「ねえ、凛さん。ずっと一緒にいよう」

 「……ずっとなど、不確定な約束は好ましくない」

 「じゃあ、こう言うよ。……“明日も、君の隣にいたい”」

 「……それなら、約束できる」


 そしてふたりは、指を絡め、歩き出した。

 桜舞う春の道を。

 愛している。
 護りたい。
 それはもう、二つの違う意味ではなかった。

 ふたりの未来は、これから始まっていく――




     END.