続けてモカとミケも言ったので、もう一度「もちろんっ!」と言った。
「俺、今日出かけたい。いいか?」
ソラがまたそう聞いてくる。
「きょ、今日?」
「ダメ?」
うぐっ、かわいい。子犬みたい……!
そんなことを思いながら、「びっくりしただけだよ。全然大丈夫」と答えた。
「そうか、よかった!ここで待ってるから準備してきてくれ。すぐにでも行きたいんだ」
そう言ったソラのしっぽはまた揺れていて、心の中でクスリと笑ってからリビングを出た。
部屋で着替えてリビングに戻ると、なぜかソラの服が変わっていた。
「え、ソラなんで服違うの?」
疑問に思ったことを尋ねる。
「俺たち獣人は人間の姿になるときにイメージすれば服も一緒に替えることができるんだ。もちろん、服を着替えることもできる」
「すごく便利だね」
「うん」
ソラと会話していると、「早く行けよ、ソラ」とソラがミケに睨まれていた。
「はいはい、いってきま~す」
ソラは軽く返事して私の手を掴んだ。
「お留守番、よろしくね」
ソラに引っ張られながらリビングを出る前にそう言った。
リビングを出る瞬間、みんながそろって返事してくれている声が聞こえた。
家を出た瞬間、ソラが目をぎゅっとつむる。
どうしたんだろう?と思い、声をかけようとするとポンッと耳としっぽが消えた。
あれ?なんで?……そういえば、耳としっぽを隠せるって言ってたな。
心中で疑問を持って、一人で解決した。
「そういえば、耳としっぽ隠せるって言ってたね」
言わないのはよくないかな?と思い、一応口にする。
「そうそう。こうしないと隠せないんだ」
ソラが応えてくれた。
「へ~、そうなんだ!」
「うん。でも小さい獣人は耳としっぽ、隠せないんだ」
「えっ、そうなんだ!」
「そう。俺たちは一年前から出来るようになったんだよ」
私が一方的に驚くような会話をしながら駅前のお店がたくさん並んでいるところへ向かった。
「俺、今日出かけたい。いいか?」
ソラがまたそう聞いてくる。
「きょ、今日?」
「ダメ?」
うぐっ、かわいい。子犬みたい……!
そんなことを思いながら、「びっくりしただけだよ。全然大丈夫」と答えた。
「そうか、よかった!ここで待ってるから準備してきてくれ。すぐにでも行きたいんだ」
そう言ったソラのしっぽはまた揺れていて、心の中でクスリと笑ってからリビングを出た。
部屋で着替えてリビングに戻ると、なぜかソラの服が変わっていた。
「え、ソラなんで服違うの?」
疑問に思ったことを尋ねる。
「俺たち獣人は人間の姿になるときにイメージすれば服も一緒に替えることができるんだ。もちろん、服を着替えることもできる」
「すごく便利だね」
「うん」
ソラと会話していると、「早く行けよ、ソラ」とソラがミケに睨まれていた。
「はいはい、いってきま~す」
ソラは軽く返事して私の手を掴んだ。
「お留守番、よろしくね」
ソラに引っ張られながらリビングを出る前にそう言った。
リビングを出る瞬間、みんながそろって返事してくれている声が聞こえた。
家を出た瞬間、ソラが目をぎゅっとつむる。
どうしたんだろう?と思い、声をかけようとするとポンッと耳としっぽが消えた。
あれ?なんで?……そういえば、耳としっぽを隠せるって言ってたな。
心中で疑問を持って、一人で解決した。
「そういえば、耳としっぽ隠せるって言ってたね」
言わないのはよくないかな?と思い、一応口にする。
「そうそう。こうしないと隠せないんだ」
ソラが応えてくれた。
「へ~、そうなんだ!」
「うん。でも小さい獣人は耳としっぽ、隠せないんだ」
「えっ、そうなんだ!」
「そう。俺たちは一年前から出来るようになったんだよ」
私が一方的に驚くような会話をしながら駅前のお店がたくさん並んでいるところへ向かった。



