ご飯を食べた後、出たごみを近くのごみ箱に捨てて二人で家に戻った。
家に戻る半分くらいまではミケがおんぶしてくれていたんだけど、途中人が多くなってきて恥ずかしかったし、靴擦れもミケの処置のおかげであまり痛くなくなってきていたので下ろしてもらった。
さっきより歩くペースは落ちてしまったけど、それミケが合わせてくれて無事に家に着いた。
玄関のドアを開けると、モカとリオが飛び出してきた。
リオはモカの後ろに隠れながら「おかえりなさい」と言ってくれる。
「ただいま、リオ。モカもただいま!お迎えありがとう!」
「……ソラは?」
私のあとに続いてそう言ったミケ。
確かに、ソラなら出てきそうなのに。
「ソラなら俺たちの部屋で昼寝中」
モカが苦笑しながらそう言った。
「ふぁぁ、俺も眠いわ」
そんな声が隣で聞こえたかと思うと、ミケが猫の姿になってトコトコ獣人の部屋に入って行ってしまった。
「ほのちゃん、行こうっ……!」
ミケを見送っているといつの間にかリオがモカの後ろから私の隣にいた。
「うん、行こう!」
私もそう言って、モカに見送ってもらいながら再び家を出た。
「リオ、どうしても今日がよかったみたいだったけどどうしたの?」
駅前に向けてしばらく歩いた頃にリオにそう尋ねる。
「その……今日で終了するっていう映画があるって昨日のテレビでやっていて、どうしても見てみたかったんだ」
リオは頬を赤らめながらそう言った。
「そっか~!じゃあ、駅前に大型ショッピングモールがあって、そこに映画館も入ってるからそこ行こう!」
そうリオに行ってニッコリ笑う。
「うんっ」
リオがそう返事してくれる。
私のスマホを取り出して、ショッピングモール内の映画館の情報をリオと一緒に調べる。
ホームページには、今日の夜まで上映してあると記してあってほっと安心する。
「今の時間が2時前だから、次の2時30分からの全シネマ上映の入場時間には間に合いそうだね」
「……ほんとだね。よかったぁ」
そう言ったリオは嬉しそうにフフッと声を漏らした。
歩くこと十数分、ショッピングモールに到着した。
ショッピングモールに二人で入っていく。
家に戻る半分くらいまではミケがおんぶしてくれていたんだけど、途中人が多くなってきて恥ずかしかったし、靴擦れもミケの処置のおかげであまり痛くなくなってきていたので下ろしてもらった。
さっきより歩くペースは落ちてしまったけど、それミケが合わせてくれて無事に家に着いた。
玄関のドアを開けると、モカとリオが飛び出してきた。
リオはモカの後ろに隠れながら「おかえりなさい」と言ってくれる。
「ただいま、リオ。モカもただいま!お迎えありがとう!」
「……ソラは?」
私のあとに続いてそう言ったミケ。
確かに、ソラなら出てきそうなのに。
「ソラなら俺たちの部屋で昼寝中」
モカが苦笑しながらそう言った。
「ふぁぁ、俺も眠いわ」
そんな声が隣で聞こえたかと思うと、ミケが猫の姿になってトコトコ獣人の部屋に入って行ってしまった。
「ほのちゃん、行こうっ……!」
ミケを見送っているといつの間にかリオがモカの後ろから私の隣にいた。
「うん、行こう!」
私もそう言って、モカに見送ってもらいながら再び家を出た。
「リオ、どうしても今日がよかったみたいだったけどどうしたの?」
駅前に向けてしばらく歩いた頃にリオにそう尋ねる。
「その……今日で終了するっていう映画があるって昨日のテレビでやっていて、どうしても見てみたかったんだ」
リオは頬を赤らめながらそう言った。
「そっか~!じゃあ、駅前に大型ショッピングモールがあって、そこに映画館も入ってるからそこ行こう!」
そうリオに行ってニッコリ笑う。
「うんっ」
リオがそう返事してくれる。
私のスマホを取り出して、ショッピングモール内の映画館の情報をリオと一緒に調べる。
ホームページには、今日の夜まで上映してあると記してあってほっと安心する。
「今の時間が2時前だから、次の2時30分からの全シネマ上映の入場時間には間に合いそうだね」
「……ほんとだね。よかったぁ」
そう言ったリオは嬉しそうにフフッと声を漏らした。
歩くこと十数分、ショッピングモールに到着した。
ショッピングモールに二人で入っていく。



