けもけもボーイズ!!~獣人たちの使命~

「靴脱いで足出せ。俺が貼ってやる」
「えぇっ、私自分でやるよ。大丈夫」
「俺がやってやるってんだ」
「いいよ」
「ほら早く」

そんな言い合いをして、結局折れたのは私だった。

ミケに足の処置をしてもらって、二人でミケが買ってきてくれたご飯を景色を眺めながら食べる。

「本当に綺麗だね、ミケ」
「あぁ……でも、夜になるともっときれいだぞ」
「そっか、夜景か」
「あぁ」

ミケも見惚れているのか、そのあと何を言っても「あぁ」しか返ってこなかったので、ご飯と景色に集中した。

「私、ずっとこの町に住んできたけどこんなところ知らなかった」

ぽつりと呟いて、ご飯を口の中に入れる。

「あぁ………綺麗だ」

ミケもそう呟いて二人で改めて景色を眺めた。