「そこですよっ、と指差して折ったんです」 「何故……」 「……そこに壁があったからですかね?」 という話を聞く。 「しかし、その手じゃいろいろと不便だろう?」 「まあ、なんでもできないことはないですよ。 でも、やらなくていいことは、今はやるまいと思って。 その方が早く治るかなとも思うので。 って、言い訳して、掃除サボってます」 ははは、とほたるは笑っていた。