次の週末、二人は明巳の祖父が開いたパーティに呼ばれた。 明巳の父も来ていて、ほたるににこやかに挨拶してくれる。 「どうぞ、ゆっくりしていってください」 そのまま行こうとする父を、 「おい」 と明巳が呼び止めた。 「今度、二人の仲睦まじいところを見せてもらおうとか言ってたのにいいのか」 父は、チラと振り返り、 「わざわざ確認する必要あるか?」 と二人を見る。 いつの間にか、手をつないでいたようだ。 ほたるは慌てて離そうとしたが、明巳が離さない。 明巳の父は笑いながら行ってしまった。