「今日はありがとう。 楽しかった。 ……幸せになるんだよ、ほたる。 まあ、明巳くんがいれば、大丈夫か」 玄関先まで見送りに出たほたるは和雄にそう言われ、 ……何故ですか? と思っていた。 「明巳くん、ほたるを頼むよ」 「あ、は、はい」 と言う明巳を見ながら、ほたるは思う。 ――あなた、この間からずっとそんな安請け合いしてますけど、大丈夫ですか? と。