「そんなのだから、杉田さんに家を寄越せって言われるんだよ」
と啓介が言い、
……杉田さんって誰?
と思いながらも、和雄は微笑んで聞く。
「いや、お前が通販で訳のわからないものばかり買うからだろ」
「明巳さんが中身のない箱とかまで大事にとってるからじゃないですかっ」
揉める二人が夫婦として、しっくり来ているように見えて。
結婚させたのは間違いじゃなかったようだ、とホッとしたり。
ほたるの楽しそうな様子に、ジンと来たり。
そのとき、和雄の横に座っていた啓介が呟いた。
「『あなたは中身のないものをいつも大事にとっている』か。
いいセリフだな……」
啓介はそこでいきなり立ち上がり、
「ちょっと部屋貸してくれ」
と言う。
「はい、何処でもどうぞ」
とほたるが豆腐を食べながら答え、
「何処のお部屋がいいですかっ、小日向先生っ」
と明巳が立ち上がる。
と啓介が言い、
……杉田さんって誰?
と思いながらも、和雄は微笑んで聞く。
「いや、お前が通販で訳のわからないものばかり買うからだろ」
「明巳さんが中身のない箱とかまで大事にとってるからじゃないですかっ」
揉める二人が夫婦として、しっくり来ているように見えて。
結婚させたのは間違いじゃなかったようだ、とホッとしたり。
ほたるの楽しそうな様子に、ジンと来たり。
そのとき、和雄の横に座っていた啓介が呟いた。
「『あなたは中身のないものをいつも大事にとっている』か。
いいセリフだな……」
啓介はそこでいきなり立ち上がり、
「ちょっと部屋貸してくれ」
と言う。
「はい、何処でもどうぞ」
とほたるが豆腐を食べながら答え、
「何処のお部屋がいいですかっ、小日向先生っ」
と明巳が立ち上がる。



