ニンニクチップののった豆腐。
豆板醤ののった豆腐。
しょうがののった豆腐。
しょうがとニンニクののった豆腐。
……何故、豆腐料理ばっかり。
豆腐百珍かな。
江戸の、と和雄は自分が買ってきた豆腐がずらりと大きなダイニングテーブルに並んでいるのを見る。
それと上等そうな肉もあった。
よくわからない食卓だが、みんな楽しそうだ。
和雄もそれに混ぜてもらう。
啓介が言った。
「この間、ヤバイことがあったんだよ。
コンビニでポイントつけてもらおうと思ってスマホを店員に差し出したら、メモが開いてて。
今すぐ警察に捕まりそうなことばかり書いてあったんだ……」
小説のネタが書いてあるメモだったらしい。
そのうち、ほたると明巳はなかなか家が片付かない話をはじめ、揉めはじめた。



