「今日、花久(はなひさ)行かない?」 「え」 「いいねえ。 たまには和がいいよね、和が」 と廊下で顔を合わせた同期たちは昼を前に盛り上がっていた。 花久は和食のチェーン店で、確か同じ系列会社だ。 そこは明巳さんがいるのでは……? まあ、厨房ならわからないか、とほたるは思ったが、明巳は思いもかけない場所にいた。