こういうときだけ話の早い若田が、昼には情報を仕入れてきていた。 「わかりました。 犯人は、美春さんでした」 「美春が? なんで?」 「社長とほたるさんの愛の巣を取り上げようとしたようです」 「愛の巣っていうか」 ケダモノの巣みたいになるってるが……と明巳は思っていた。 独身のときよりは、ずいぶんマシになっているが。 相変わらず物は散乱している。 啓介が来たときがピークに綺麗になっていて。 今はまたちょっと下降気味だ。