「小夜。俺は君と出逢って、初めて自分の心が動くのを感じた。これまでの味気ない日常が、急に色鮮やかになったんだ。小夜といれば、胸の中が温かい音楽で満たされる。小夜はやっと巡り逢えた運命の人、この手に掴んだ幸せそのものだ。俺はもう二度と一人には戻れない。俺には小夜が必要なんだ。小夜、どうかこの先もずっと俺と一緒にいてほしい」
そう言うと想は、ジャケットのポケットから四角いジュエリーケースを取り出した。
鮮やかなブルーのケースを、小夜に開いてみせる。
まばゆいほどのダイヤモンドの煌めきが目に飛び込んできて、小夜は思わず息を呑んだ。
「小夜、俺と結婚してくれ」
ハッとした小夜の瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちる。
「……本当に?」
「ああ、本当だ」
「いいの? 私が想のそばにいても」
「小夜がいいんだ。小夜しかいらない」
「想……」
小夜はこらえ切れずに、想の胸に顔をうずめて涙する。
「小夜?」
優しい声で想が呼ぶ。
「返事をくれる?」
小夜は指先で涙を拭って顔を上げた。
「はい。私も想と一緒に生きていきたい。私にも、想が必要だから」
想は、優しい優しい微笑みを浮かべて頷く。
「ああ。ずっと一緒にいよう、小夜」
「はい」
涙声で返事をする小夜を抱き寄せ、想は愛おしそうに口づけた。
ジュエリーケースから指輪を取り出すと、小夜の左手をそっとすくい上げて薬指にゆっくりとはめる。
「なんて綺麗なの」
小夜は左手を顔の前に掲げてうっとりと呟いた。
「ダイヤモンドの両サイドに、ロイヤルブルームーンのストーンを埋め込んであるんだ」
ええ?と小夜は驚いて想を見上げた。
「ロイヤルブルームーン?」
「そう。明かりが射すと、水晶みたいな澄んだ輝きの中に、青い光が浮かび上がる」
「本当だ、なんて綺麗なの」
シーリングライトに手をかざし、小夜は虹のように美しい輝きに魅入る。
「俺たちの大切なブルームーンを、君の手に」
「ありがとう、想」
またしても込み上げる涙をこらえながら、小夜は想の首に腕を回してギュッと抱きついた。
「小夜、心から君を愛してる」
「私も。あなたのことが誰よりも好きです、想」
それ以上の言葉はいらない。
二人は心が幸せで満ち溢れるのを感じながら、ひと晩中互いの温もりを確かめ、愛を注ぎ合っていた。
そう言うと想は、ジャケットのポケットから四角いジュエリーケースを取り出した。
鮮やかなブルーのケースを、小夜に開いてみせる。
まばゆいほどのダイヤモンドの煌めきが目に飛び込んできて、小夜は思わず息を呑んだ。
「小夜、俺と結婚してくれ」
ハッとした小夜の瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちる。
「……本当に?」
「ああ、本当だ」
「いいの? 私が想のそばにいても」
「小夜がいいんだ。小夜しかいらない」
「想……」
小夜はこらえ切れずに、想の胸に顔をうずめて涙する。
「小夜?」
優しい声で想が呼ぶ。
「返事をくれる?」
小夜は指先で涙を拭って顔を上げた。
「はい。私も想と一緒に生きていきたい。私にも、想が必要だから」
想は、優しい優しい微笑みを浮かべて頷く。
「ああ。ずっと一緒にいよう、小夜」
「はい」
涙声で返事をする小夜を抱き寄せ、想は愛おしそうに口づけた。
ジュエリーケースから指輪を取り出すと、小夜の左手をそっとすくい上げて薬指にゆっくりとはめる。
「なんて綺麗なの」
小夜は左手を顔の前に掲げてうっとりと呟いた。
「ダイヤモンドの両サイドに、ロイヤルブルームーンのストーンを埋め込んであるんだ」
ええ?と小夜は驚いて想を見上げた。
「ロイヤルブルームーン?」
「そう。明かりが射すと、水晶みたいな澄んだ輝きの中に、青い光が浮かび上がる」
「本当だ、なんて綺麗なの」
シーリングライトに手をかざし、小夜は虹のように美しい輝きに魅入る。
「俺たちの大切なブルームーンを、君の手に」
「ありがとう、想」
またしても込み上げる涙をこらえながら、小夜は想の首に腕を回してギュッと抱きついた。
「小夜、心から君を愛してる」
「私も。あなたのことが誰よりも好きです、想」
それ以上の言葉はいらない。
二人は心が幸せで満ち溢れるのを感じながら、ひと晩中互いの温もりを確かめ、愛を注ぎ合っていた。



