たとえ相手が関わりたくない暴走族の人だとしても、私は助けたことに後悔はしていない。
「それで、結姫ちゃんには治癒能力があるの~?」
「へっ……!?」
少し落ち着いたら、湊先輩が私にいちばん恐れていた質問を投げ掛けた。
そうだよね……見られちゃってるみたいだし……。
これでうまく交わせられればいいけど……。
「治癒能力って……何ですか?まず、人間が超能力を持つことなんて……不可能なはずですけど」
「そうだね~、ご名答~!でも、見ちゃったし、動画も撮ってあるんだよ~?認めなかったら、これを学校中に広めちゃおうかな~?」
お、脅しだっ……!
卑怯な手を使わないでくださいよっ……!
「……すみません。私は治癒能力を持っています」
「それで、結姫ちゃんには治癒能力があるの~?」
「へっ……!?」
少し落ち着いたら、湊先輩が私にいちばん恐れていた質問を投げ掛けた。
そうだよね……見られちゃってるみたいだし……。
これでうまく交わせられればいいけど……。
「治癒能力って……何ですか?まず、人間が超能力を持つことなんて……不可能なはずですけど」
「そうだね~、ご名答~!でも、見ちゃったし、動画も撮ってあるんだよ~?認めなかったら、これを学校中に広めちゃおうかな~?」
お、脅しだっ……!
卑怯な手を使わないでくださいよっ……!
「……すみません。私は治癒能力を持っています」

