ずっと黙っていた先輩がしゃべった。



「じゃあ、さようならっ……!」

「あ、結姫ちゃん~……」



本気で寮まで走った私は、すぐに部屋に入った。

ひ、久しぶりに本気で走ったなあ……あはは。

その日はいろいろな意味で疲れたからか、ぐっすりと眠ることができた。