*
*
*
「ねぇ〜りん、今日の委員会って、放課後すぐだっけ?」
「うん、たしか15分からだったと思う!」
教室の後ろで友達と話しながら、スケジュール帳を見返す。
昨日も今日も、いつもと変わらない日常。
……のはずなのに、どこか落ち着かない。
理由は、わかってる。
視線の端に、つい“あの人”を探してしまうからだ。
──霧島 奏都くん。
同じクラスなのに、これまでちゃんと話したことなんてほとんどなかったはずなのに、昨日すれ違ったときに交わした「お疲れさま」が妙に頭に残っている。
なんでだろう。
なんかこう……不思議な感じがする。
懐かしいような、胸の奥がざわっとするような。
なんでこんなに、気になるんだろ……?
昼休み、ふと視線を上げると、窓際の席に座る霧島くんがノートに何かを書き込んでいた。
誰かと話すでもなく、ただ黙々と。
その姿が、なぜか胸に引っかかる。
「……はぁ、もう、なんなのよわたし……!」
つい、小さくため息が漏れる。
自分でもわけがわからない感情に戸惑いながらも、午後の授業が始まった。
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「ねぇ〜りん、今日の委員会って、放課後すぐだっけ?」
「うん、たしか15分からだったと思う!」
教室の後ろで友達と話しながら、スケジュール帳を見返す。
昨日も今日も、いつもと変わらない日常。
……のはずなのに、どこか落ち着かない。
理由は、わかってる。
視線の端に、つい“あの人”を探してしまうからだ。
──霧島 奏都くん。
同じクラスなのに、これまでちゃんと話したことなんてほとんどなかったはずなのに、昨日すれ違ったときに交わした「お疲れさま」が妙に頭に残っている。
なんでだろう。
なんかこう……不思議な感じがする。
懐かしいような、胸の奥がざわっとするような。
なんでこんなに、気になるんだろ……?
昼休み、ふと視線を上げると、窓際の席に座る霧島くんがノートに何かを書き込んでいた。
誰かと話すでもなく、ただ黙々と。
その姿が、なぜか胸に引っかかる。
「……はぁ、もう、なんなのよわたし……!」
つい、小さくため息が漏れる。
自分でもわけがわからない感情に戸惑いながらも、午後の授業が始まった。


