ピロンッ。
《本日のミッションが届きました》
「わああ!やっと来たー!もうイヤだー!今日は何!?」
《ミッション⑥:ペアと“秘密の共有”をしよう!》
《小さなヒミツも、大きなヒミツも、あなたたちだけの絆になります♡》
「ヒミツってそんな軽々しく開示できるもんじゃないんですけど!?こちとらバッジピカピカなんですけど!?」
このゲームが始まってから、恥ずかしいことばかり。
奏都くんには、醜態ばかり晒している。
……わたしの秘密って、なんだろう?
自分自身でもあまりわかっていない。
小さい秘密で大丈夫っぽいけど……
散々醜態晒してるんだから、今さらかっこつけなくてもいいよね?
なぜだが、りんは今の心のうちを口に出してしまった。
少しだけ俯いて、声も自分でも驚くほど小さかった。
奏都くんの顔を、見ることができなかった。
「……ほんとはね、ちょっとだけ、怖いかも」
「怖い?」
「このまま、またときめき度上がったらどうしようって。バレて、もっと変な罰ゲームきたらどうしようって。……この先も、何が起こるかわからないもん」
ペナルティは嫌だけど、“恥ずかしい”だけで済む。
誰かに迷惑かけているわけでもない。
だけど、ゲームオーバーになったら、何が起こるの?
もし、奏都くんに迷惑かけることだったら?


