それからというもの、私が住んでいるマンションの上から足音が聞こえるようになった。確か上には「小町さん」という人が住んでいる。その人が足音を鳴らしているのだ。
最初はそんなに気にならなかったのだが、ずっと寝ている時に足音がしたので睡眠不足になってしまう。たとえ眠れたとしても交通事故に自分が遭う悪夢ばかり見る。もう我慢できなかった。
上に上がって、「402号室」の扉を叩く。
「あの、すみません」
チャイムを鳴らしてみても出る予感がしない。留守だろうか。仕方ないので、諦めて自分の部屋に戻る。しかし足音は止まらず、鳴り響くのみ。
こうなったら大家さんに頼んでみようと考えた。そうすれば解決するかもしれない。
大家さんに電話をかけて、「402号室」について尋ねてみた。すると、彼女は眉を寄せてこんなことを言う。
「その部屋はね、誰も住んでないのよ」
そんなとんでもないことを言う。目を見開き、私は反発する。
「そんなわけないですよね。誰かいるはずです」
「いいえ。本当にいないわ。引っ越されましたよ」
そう言われたため、携帯を思わず落としてしまった。彼女の声も聞こえなくなる。
最初はそんなに気にならなかったのだが、ずっと寝ている時に足音がしたので睡眠不足になってしまう。たとえ眠れたとしても交通事故に自分が遭う悪夢ばかり見る。もう我慢できなかった。
上に上がって、「402号室」の扉を叩く。
「あの、すみません」
チャイムを鳴らしてみても出る予感がしない。留守だろうか。仕方ないので、諦めて自分の部屋に戻る。しかし足音は止まらず、鳴り響くのみ。
こうなったら大家さんに頼んでみようと考えた。そうすれば解決するかもしれない。
大家さんに電話をかけて、「402号室」について尋ねてみた。すると、彼女は眉を寄せてこんなことを言う。
「その部屋はね、誰も住んでないのよ」
そんなとんでもないことを言う。目を見開き、私は反発する。
「そんなわけないですよね。誰かいるはずです」
「いいえ。本当にいないわ。引っ越されましたよ」
そう言われたため、携帯を思わず落としてしまった。彼女の声も聞こえなくなる。



