純愛のウラガワ




静寂の夜に響く、私の恥ずかしい声。

シーツ波たつ夜の帳の向こう。

私の素肌抱き寄せる貴方。

私の鼓膜を擽る、貴方の低くて男らしい吐息。

貴方の愛が私の身体じゅうを痺れさせる。

悦ばせる。



貴方のことが好き。

大好き。



貴方に抱きしめられ。

貴方の愛を身体に注がれながら。

貴方に絡み付くように抱きつき、貴方の口唇に流し込むようにして。

貴方に愛の言葉を囁く。

叫ぶ。





その傍ら。

私の鞄の中。

揺れるスマホ。

画面に映る、旦那の名…(サイアイノヒト)