「殺しに来ました」
「は? 今何つった?」
「あ、あなたが、そ、そう、なんですか……?」
「ああ? お前がなんかしたのかよ、この汚ねぇブスが」
弱々しく掠れた声を上げ、彼の言葉に反応を示した女子の顔面を父親が殴る。もう既に数え切れないくらい殴られたのか、女子の顔は赤く腫れ上がっていた。服も全て剥ぎ取られてしまっている。彼を前にしても隠そうともしない。いや、隠したくても隠せないのか。女子の両手は後ろで拘束されているようだった。
自分と女子の間に割って入ってくる父親は非常に邪魔だった。女子からは殺してもいいと言われている。彼もそのつもりである。先に始末しておかなければ、女子の殺しに集中することができない。
「どんな風に殺されたいか、今から考えておいてください。できるだけ希望を叶えますので」
「おいお前、さっきから何なんだよ。不法侵入で警察……」
最後まで聞かずに、彼は手にしていた包丁で父親の顔面を切りつけた。父親が女子にしていたように、ぶん殴る要領で線を描いた。
彼の躊躇のない動きに反応できなかった父親が、自身の顔を触った。手についた血液を見て、え、とそれまでの勢いを失くした情けない声を漏らす。
彼は再度無言で包丁を振り上げ、間髪を容れずに振り下ろした。今度は咄嗟に防御してみせる父親だったが、包丁は顔面をガードした腕の肉を容赦なく切った。
「おい、待て、待て、お前、俺のこと、殺す気か……?」
彼の口は動かない。代わりに包丁を振り下ろした。それが答えだった。
彼の行動を制止しようとする父親の手のひらが切れた。赤い線が浮かび上がる。父親は彼から逃げようと腰を引いた。女子の中に入っていたものが外に出て震えて立ち上がる。最後まではできていなかったようで、父親の下半身は元気溌剌だった。
「は? 今何つった?」
「あ、あなたが、そ、そう、なんですか……?」
「ああ? お前がなんかしたのかよ、この汚ねぇブスが」
弱々しく掠れた声を上げ、彼の言葉に反応を示した女子の顔面を父親が殴る。もう既に数え切れないくらい殴られたのか、女子の顔は赤く腫れ上がっていた。服も全て剥ぎ取られてしまっている。彼を前にしても隠そうともしない。いや、隠したくても隠せないのか。女子の両手は後ろで拘束されているようだった。
自分と女子の間に割って入ってくる父親は非常に邪魔だった。女子からは殺してもいいと言われている。彼もそのつもりである。先に始末しておかなければ、女子の殺しに集中することができない。
「どんな風に殺されたいか、今から考えておいてください。できるだけ希望を叶えますので」
「おいお前、さっきから何なんだよ。不法侵入で警察……」
最後まで聞かずに、彼は手にしていた包丁で父親の顔面を切りつけた。父親が女子にしていたように、ぶん殴る要領で線を描いた。
彼の躊躇のない動きに反応できなかった父親が、自身の顔を触った。手についた血液を見て、え、とそれまでの勢いを失くした情けない声を漏らす。
彼は再度無言で包丁を振り上げ、間髪を容れずに振り下ろした。今度は咄嗟に防御してみせる父親だったが、包丁は顔面をガードした腕の肉を容赦なく切った。
「おい、待て、待て、お前、俺のこと、殺す気か……?」
彼の口は動かない。代わりに包丁を振り下ろした。それが答えだった。
彼の行動を制止しようとする父親の手のひらが切れた。赤い線が浮かび上がる。父親は彼から逃げようと腰を引いた。女子の中に入っていたものが外に出て震えて立ち上がる。最後まではできていなかったようで、父親の下半身は元気溌剌だった。



