魔法使いユメと小さなドールフレンズ!

 宝石の森を歩いていくと、小さな家を見つけました。チョコレートの屋根(やね)に、ビスケットのかべ。庭にはマシュマロやプリンの花がさいています。

「わぁーー! おかしの家ね! 絵本で読んだことがあるの。食べられるのかな?」

 ユメがスキップでかけよります。シャオもおいかけますが、マリンはちょっぴり不安げです。

「ドールハウスのどうわシリーズの世界ね。ウワサで聞いたことがあるわ。だいじょうぶかしら?」

 おかしに夢中なユメは、目をキラキラとさせて聞こえていないようです。
 シャオがマシュマロの花を取って、口に入れようとしています。

「ダメよ! 正体のわからないものを、かくにんもしないで食べてはいけないわ」

 マリンの言葉に、ユメとシャオが動きを止めました。

「たしかにそうだね。それに、この家の住人が育てている花かもしれないね」

 手と手を合わせて、ユメがごめんなさいのポーズをします。
 それから、ムーンステッキを二回ふりました。

「キラリキラリラ、ムーンマジカル! マシュマロのお花を元にもどして〜」