「高見橋くん。有村くん、きっと、近くの妖精警察署にいるような気がする!」
「分かった。神楽木さん、行こう!」
高見橋くんはそう言うと、仕切り直して一気に走り始める。
気がついたら、高見橋くんの背中を追いかけている形になった。
なにこれ、なにこれ。
どうしよう。
まるで、高見橋くんのことを追いかけているみたい。
ドキドキして、うまく走れない!
思わず心の中で大きな声を出し、高見橋くんの背中を追った。
こうして追いかけるのも、彼を捕まえようと手を伸ばすのも心が弾む。
高見橋くんと一緒にいると、大切なものが増えていく。
嬉しくて少し怖い。
だって、この『スペア』という関係が終わったら、高見橋くんと離ればなれになってしまうかもしれないから。
『芽衣様、ご安心ください。少なくとも、わたくしは決して離れませんから』
……でも、分かっている。
高見橋くんなら、この関係が終わっても、離れていかないと、どこかで思っている。
変わらず、接してくれるって。
でも、それでも、どうしても怖かった。
今の関係が壊れてしまうのが。
高見橋くんのことが、さらに大事になってしまったから。
『大丈夫です。わたくしとの関係は壊れることはありませんよ』
……それでも、あたしは高見橋くんと一緒に、どこまでもどこまでも走り続けた。
たとえ、これから先、どんな困難があっても、高見橋くんと一緒なら乗り越えられると信じていたから。
景気の良い『芽衣様、士稀様、バンザイ!』という歓声は、あたしたちの中で思い出深いものになったかもしれない。
「分かった。神楽木さん、行こう!」
高見橋くんはそう言うと、仕切り直して一気に走り始める。
気がついたら、高見橋くんの背中を追いかけている形になった。
なにこれ、なにこれ。
どうしよう。
まるで、高見橋くんのことを追いかけているみたい。
ドキドキして、うまく走れない!
思わず心の中で大きな声を出し、高見橋くんの背中を追った。
こうして追いかけるのも、彼を捕まえようと手を伸ばすのも心が弾む。
高見橋くんと一緒にいると、大切なものが増えていく。
嬉しくて少し怖い。
だって、この『スペア』という関係が終わったら、高見橋くんと離ればなれになってしまうかもしれないから。
『芽衣様、ご安心ください。少なくとも、わたくしは決して離れませんから』
……でも、分かっている。
高見橋くんなら、この関係が終わっても、離れていかないと、どこかで思っている。
変わらず、接してくれるって。
でも、それでも、どうしても怖かった。
今の関係が壊れてしまうのが。
高見橋くんのことが、さらに大事になってしまったから。
『大丈夫です。わたくしとの関係は壊れることはありませんよ』
……それでも、あたしは高見橋くんと一緒に、どこまでもどこまでも走り続けた。
たとえ、これから先、どんな困難があっても、高見橋くんと一緒なら乗り越えられると信じていたから。
景気の良い『芽衣様、士稀様、バンザイ!』という歓声は、あたしたちの中で思い出深いものになったかもしれない。



