『芽衣様、何をおっしゃっているのですか? 最近の乙女ゲームは進化をしているんですよ! 愛され電柱様や、モブのカエル様たちが攻略対象に含まれているのは、今や常識なのです!』
そこ、力説するところ?
スポナビさんの感性が分からない。
あたしが頭を抱えていると、新たなイベントメッセージが飛び出してきた。
『カエル様たちの好きなテレビ番組について聞く』
『カエル様たちの困っていることについて聞く』
『遅刻しそうなので無視』
うわあっ!?
校内イベントの選択肢が出てきた!!
というか、カエルさんってテレビを見ることができるの?
悩んだ結果、無難に困っていることについて聞いてみた。
「最近、雨が降らない。拙者たち、雨が恋しいでごさる」
出した答えを確かめるように、カエルさんは天井を見上げた。
雨。
確か、雨雲さんたちがストライキを起こしているから、雨が降らないんだよね。
その答えに動揺していると、慌ただしいメッセージが現れた。
『イベントが発生しました! カエル様たちが雨を求めています! 芽衣様に奇跡を願いました! 神託の機能で、奇跡を起こしますか?』
「神託?」
あたしは促されるまま、『神託』の機能を確認する。
神託の欄には、先程と同じメモ帳のような機能がある。
えっと……。
もう一度、メッセージを送ればいいのかな?
とりあえず、神託を書き込んでメッセージを送ってみる。
そこ、力説するところ?
スポナビさんの感性が分からない。
あたしが頭を抱えていると、新たなイベントメッセージが飛び出してきた。
『カエル様たちの好きなテレビ番組について聞く』
『カエル様たちの困っていることについて聞く』
『遅刻しそうなので無視』
うわあっ!?
校内イベントの選択肢が出てきた!!
というか、カエルさんってテレビを見ることができるの?
悩んだ結果、無難に困っていることについて聞いてみた。
「最近、雨が降らない。拙者たち、雨が恋しいでごさる」
出した答えを確かめるように、カエルさんは天井を見上げた。
雨。
確か、雨雲さんたちがストライキを起こしているから、雨が降らないんだよね。
その答えに動揺していると、慌ただしいメッセージが現れた。
『イベントが発生しました! カエル様たちが雨を求めています! 芽衣様に奇跡を願いました! 神託の機能で、奇跡を起こしますか?』
「神託?」
あたしは促されるまま、『神託』の機能を確認する。
神託の欄には、先程と同じメモ帳のような機能がある。
えっと……。
もう一度、メッセージを送ればいいのかな?
とりあえず、神託を書き込んでメッセージを送ってみる。



