「神楽木さん、どうかしたのか?」
そう思っていたら、高見橋くんが不思議そうに首を傾げている。
どうやら、嬉しい気持ちが顔に出ていたらしい。
「何でもないよ。朝ごはん、食べよう」
「ああ」
あたしが首をぶんぶん横に振って誤魔化すと、高見橋はうなずいてくれた。
「神楽木さん、無理はするなよ。何かあったら、すぐに駆けつけるからな」
「うん。ありがとう」
隣の席の高見橋くんを、ちらりと盗み見る。
好きな人に甘えられるのって、こんなに幸せなんだ。
少し前までは、予想もできなかった。
死と隣り合わせ。
あの時の自分は、まだ『未来』を持っていなくて、このままクラスメイトのままでも、きっと……幸せだと思っていた。
だけど……。
このゲームをクリアしたら、もう病気に苦しまなくてもいいんだ。
これからはあたしの意思で、高見橋くんに感謝を伝えられますように。
そう思っていると。
「さてと、今日のニュースは?」
お母さんが席に座り、リモコンを取ってテレビをつけた。
するとレポーターの女の人の弾ける声がテレビ画面から聞こえてくる。
「……タワーから、生中継でお送りしています。超合金スーパー残念ロボと爆笑惨敗戦隊『マケマクリジャー』さんたちは、今日もこの町の平和を守ってくれております」
テレビに映っているのは、特撮番組に出てくるような、キラキラに光輝く超巨大ロボ。
その前には、五人の戦隊ヒーローたちがかっこよくポーズを決めている。
彼らが、この町の平和を守っているという話題で持ちきりだった。
そう思っていたら、高見橋くんが不思議そうに首を傾げている。
どうやら、嬉しい気持ちが顔に出ていたらしい。
「何でもないよ。朝ごはん、食べよう」
「ああ」
あたしが首をぶんぶん横に振って誤魔化すと、高見橋はうなずいてくれた。
「神楽木さん、無理はするなよ。何かあったら、すぐに駆けつけるからな」
「うん。ありがとう」
隣の席の高見橋くんを、ちらりと盗み見る。
好きな人に甘えられるのって、こんなに幸せなんだ。
少し前までは、予想もできなかった。
死と隣り合わせ。
あの時の自分は、まだ『未来』を持っていなくて、このままクラスメイトのままでも、きっと……幸せだと思っていた。
だけど……。
このゲームをクリアしたら、もう病気に苦しまなくてもいいんだ。
これからはあたしの意思で、高見橋くんに感謝を伝えられますように。
そう思っていると。
「さてと、今日のニュースは?」
お母さんが席に座り、リモコンを取ってテレビをつけた。
するとレポーターの女の人の弾ける声がテレビ画面から聞こえてくる。
「……タワーから、生中継でお送りしています。超合金スーパー残念ロボと爆笑惨敗戦隊『マケマクリジャー』さんたちは、今日もこの町の平和を守ってくれております」
テレビに映っているのは、特撮番組に出てくるような、キラキラに光輝く超巨大ロボ。
その前には、五人の戦隊ヒーローたちがかっこよくポーズを決めている。
彼らが、この町の平和を守っているという話題で持ちきりだった。



