世界づくりシュミレーションゲーム。
自分だけの世界を創り、それを運営していくタイプのゲーム。
奇跡コネクト参加特典、『スキル、運命の女神』は、まさにそれに近い効果だ。
ゲームで培ったファンタジー知識を武器に、いざ出陣!
……と思ったんだけど、肝心なことに気づいた。
「そういえば、どうやってゲームを始めたらいいの? あたし、幽霊だから、何も触れられないよ」
「スキルを使いたいと念じてみて」
あたしは高見橋くんに言われたとおり、心の中で強く願う。
すると――。
『奇跡コネクトを始めますか?』
目の前に、異世界を思わせるような広大なマップが広がり、紺碧の夜空のような美しい画像が表示された。
その中央にはメッセージ。
さらにその下には、『はい』と『いいえ』の選択肢も浮かんでいた。
え……?
なに、この展開。
あたし……夢でも見ているのかな。
ためしに指で『はい』に触れる。
すると、今度は選択可能なスキルが表示される。
『スキル、運命の女神』
現れたのは奇跡コネクト参加特典で、あたしが手に入れたスキルだ。
一つしかないので、もちろんそれを選択。
すると、またメッセージが浮かび上がった。
『おっと、レアスキルが当たりましたね! カンカン! おめでとうございます!』
そんな大当たりがでました、みたいなテンションのメッセージを表示されても……。
『このレアスキルは、異世界の創造主として、世界やその環境を司る存在になれる。いわゆる、神様代行ができるスキルになっております』
それは以前、高見橋くんが話してくれた説明をなぞるような内容だった。
自分だけの世界を創り、それを運営していくタイプのゲーム。
奇跡コネクト参加特典、『スキル、運命の女神』は、まさにそれに近い効果だ。
ゲームで培ったファンタジー知識を武器に、いざ出陣!
……と思ったんだけど、肝心なことに気づいた。
「そういえば、どうやってゲームを始めたらいいの? あたし、幽霊だから、何も触れられないよ」
「スキルを使いたいと念じてみて」
あたしは高見橋くんに言われたとおり、心の中で強く願う。
すると――。
『奇跡コネクトを始めますか?』
目の前に、異世界を思わせるような広大なマップが広がり、紺碧の夜空のような美しい画像が表示された。
その中央にはメッセージ。
さらにその下には、『はい』と『いいえ』の選択肢も浮かんでいた。
え……?
なに、この展開。
あたし……夢でも見ているのかな。
ためしに指で『はい』に触れる。
すると、今度は選択可能なスキルが表示される。
『スキル、運命の女神』
現れたのは奇跡コネクト参加特典で、あたしが手に入れたスキルだ。
一つしかないので、もちろんそれを選択。
すると、またメッセージが浮かび上がった。
『おっと、レアスキルが当たりましたね! カンカン! おめでとうございます!』
そんな大当たりがでました、みたいなテンションのメッセージを表示されても……。
『このレアスキルは、異世界の創造主として、世界やその環境を司る存在になれる。いわゆる、神様代行ができるスキルになっております』
それは以前、高見橋くんが話してくれた説明をなぞるような内容だった。



