小さな顔に、大きな瞳。
頭の上で二つに結ばれたその髪はふわりと揺れる。
小柄な体型の女の子が穏やかな笑みを浮かべて、ベッドに腰を下ろしていた。
「あたし……?」
あたしはじっと高見橋くんを見つめる。
何度、見返しても変わらない。
いつも鏡で見ている、紛れもないあたしの顔がそこにある。
あたしの姿に変われるって本当だったんだ。
それにしても、うーん。
自分が目の前にいるのって、ある種、不思議な感覚がする。
あまりにも、じろじろ見ていたからか。
「神楽木さん、変身能力に興味津々だな」
高見橋くんが呆れ混じりにつぶやいた。
「うん。だって、すごいんだもん。あたしも、姿を変えてみた……」
ついつい本音が出てしまったあたしは咳払いを一度はさむ。
どうにか取り繕うように話を続けた。
「あの、あたしもその能力って使えるようになりますか?」
「スペア特有の能力だから、無理だな」
即答に、あたしはがっくりと肩を落とす。
冷静に考えれば、確かにそうなんだけど。
あたしはものすごくショックを受けてしまった。
それに、気持ちの落差もあったのだろう。
もしかしたらできるかも、とわずかに期待を胸に抱いていた。
それがいけなかったのだ。
よほど、落ち込んでいたのだろう。
頭の上で二つに結ばれたその髪はふわりと揺れる。
小柄な体型の女の子が穏やかな笑みを浮かべて、ベッドに腰を下ろしていた。
「あたし……?」
あたしはじっと高見橋くんを見つめる。
何度、見返しても変わらない。
いつも鏡で見ている、紛れもないあたしの顔がそこにある。
あたしの姿に変われるって本当だったんだ。
それにしても、うーん。
自分が目の前にいるのって、ある種、不思議な感覚がする。
あまりにも、じろじろ見ていたからか。
「神楽木さん、変身能力に興味津々だな」
高見橋くんが呆れ混じりにつぶやいた。
「うん。だって、すごいんだもん。あたしも、姿を変えてみた……」
ついつい本音が出てしまったあたしは咳払いを一度はさむ。
どうにか取り繕うように話を続けた。
「あの、あたしもその能力って使えるようになりますか?」
「スペア特有の能力だから、無理だな」
即答に、あたしはがっくりと肩を落とす。
冷静に考えれば、確かにそうなんだけど。
あたしはものすごくショックを受けてしまった。
それに、気持ちの落差もあったのだろう。
もしかしたらできるかも、とわずかに期待を胸に抱いていた。
それがいけなかったのだ。
よほど、落ち込んでいたのだろう。



