帰宅する生徒達を見張ることに何の意味があるのか知らないが、まあ逢坂にとって理由などどうでもいい。
そこに伏見がいて、可愛い後輩の外崎が迷惑を被っている、それだけで抗議する理由には充分過ぎるくらいだ。
「よし、じゃあちょっと行って来るか」
言い方は軽いが、気合いを入れるように腕まくりする逢坂。しかしその足は、一歩踏み出したところで止まった。
「……あの、愛梨」
ひしっと逢坂に抱き着いたままだった外崎は、困ったような逢坂の声にはっとして慌てて離れる。
「すみません、あの……またとない機会だったものでつい……」
ほんの少し頬を赤らめてそう言った外崎は、「部長パワーを充電したあたしは無敵です!お供します」とぐっと拳を握って見せる。
「うん、その気持ちだけ貰っとく。伏見の相手なんて、私一人で充分だから。どーんとこの部長に任せなさい」
とんっと自分の胸を叩いて見せる逢坂に、外崎の表情が完全に恋する乙女と化して、ぽわーんとなる。
そこに伏見がいて、可愛い後輩の外崎が迷惑を被っている、それだけで抗議する理由には充分過ぎるくらいだ。
「よし、じゃあちょっと行って来るか」
言い方は軽いが、気合いを入れるように腕まくりする逢坂。しかしその足は、一歩踏み出したところで止まった。
「……あの、愛梨」
ひしっと逢坂に抱き着いたままだった外崎は、困ったような逢坂の声にはっとして慌てて離れる。
「すみません、あの……またとない機会だったものでつい……」
ほんの少し頬を赤らめてそう言った外崎は、「部長パワーを充電したあたしは無敵です!お供します」とぐっと拳を握って見せる。
「うん、その気持ちだけ貰っとく。伏見の相手なんて、私一人で充分だから。どーんとこの部長に任せなさい」
とんっと自分の胸を叩いて見せる逢坂に、外崎の表情が完全に恋する乙女と化して、ぽわーんとなる。



