「センパイって、正直生徒会に殴りこむ以外で何してるか謎だったんだけど、こうして見ると新聞部の柱感が出てるね。大黒柱的な?」
そりゃそうだろう、逢坂は新聞部の部長なのだから。なにも、生徒会に殴り込むことが仕事なわけではない。
「んで真木は、お母さんって感じ。包み込むタイプの優しいお母さんじゃなく、口煩いタイプの方」
イラっとしたが、へたに言い返すと面白がっておもちゃにされそうなので、ここは堪える。
「となるとあの一年は、二人の子供的ポジションか。一番おいしいとこじゃん。可愛がられて甘やかされて」
確かに、石田にとってはたった一人の後輩なので、逢坂にしてもようやく手に入れた貴重な一年生部員なので、可愛がってはいる。
そこに逢坂は甘やかしもついているのだろうが、石田にはそのつもりはない。
「そういえば真木って、新聞部で唯一の男子部員なんだ。年上と年下の女子を侍らせてる感じ?」
「……侍らせているように見える?」
疲れ切った顔で石田がそう告げると、写真を見ながら生徒会への恨み言を楽しそうに言い合っている女子二人を眺めたのち、田仲が向き直って「全然」と笑った。
そりゃそうだろう、逢坂は新聞部の部長なのだから。なにも、生徒会に殴り込むことが仕事なわけではない。
「んで真木は、お母さんって感じ。包み込むタイプの優しいお母さんじゃなく、口煩いタイプの方」
イラっとしたが、へたに言い返すと面白がっておもちゃにされそうなので、ここは堪える。
「となるとあの一年は、二人の子供的ポジションか。一番おいしいとこじゃん。可愛がられて甘やかされて」
確かに、石田にとってはたった一人の後輩なので、逢坂にしてもようやく手に入れた貴重な一年生部員なので、可愛がってはいる。
そこに逢坂は甘やかしもついているのだろうが、石田にはそのつもりはない。
「そういえば真木って、新聞部で唯一の男子部員なんだ。年上と年下の女子を侍らせてる感じ?」
「……侍らせているように見える?」
疲れ切った顔で石田がそう告げると、写真を見ながら生徒会への恨み言を楽しそうに言い合っている女子二人を眺めたのち、田仲が向き直って「全然」と笑った。



