「愛梨の方はどう?今更撮り直しとか言われて大変だと思うけど」
石田の発言で思い出したのか、逢坂に振られるまでごそごそと鞄をあさっていた外崎は、カメラを取り出して答える。
「一応撮ったのは撮ったんですけど、あれだけ予備の写真を提出してもダメって言われると、どもうんな感じで撮ったらいいかわからなくて……。とりあえず、見てもらえます?」
「愛梨の写真にケチつけるなんて、ほんとふてー野郎よね」
カメラを持って近付く外崎に、「どれどれ」と体を寄せる逢坂。そんな二人を視界の端に映しつつ、石田はパソコンを立ち上げた。
しかしキーボードに指を置いたところで、横からの視線が気になり過ぎて無視しきれなくなり「さっきから何」と顔を向ける。
「新聞部の仕事ぶりを見てんの。何度も来てるけど、こんなにちゃんと活動してるとこ初めて見たなーと思って」
それはそうだろう。田仲がいると、逢坂が新聞部の活動をすることを嫌がる。先程もそれで怒っていたわけだし。
今では生徒会から頼まれた仕事をすることが主なのだが、かつて新聞部として校内新聞を作っていた時の名残か、逢坂は情報漏洩をとても気にしている。
石田の発言で思い出したのか、逢坂に振られるまでごそごそと鞄をあさっていた外崎は、カメラを取り出して答える。
「一応撮ったのは撮ったんですけど、あれだけ予備の写真を提出してもダメって言われると、どもうんな感じで撮ったらいいかわからなくて……。とりあえず、見てもらえます?」
「愛梨の写真にケチつけるなんて、ほんとふてー野郎よね」
カメラを持って近付く外崎に、「どれどれ」と体を寄せる逢坂。そんな二人を視界の端に映しつつ、石田はパソコンを立ち上げた。
しかしキーボードに指を置いたところで、横からの視線が気になり過ぎて無視しきれなくなり「さっきから何」と顔を向ける。
「新聞部の仕事ぶりを見てんの。何度も来てるけど、こんなにちゃんと活動してるとこ初めて見たなーと思って」
それはそうだろう。田仲がいると、逢坂が新聞部の活動をすることを嫌がる。先程もそれで怒っていたわけだし。
今では生徒会から頼まれた仕事をすることが主なのだが、かつて新聞部として校内新聞を作っていた時の名残か、逢坂は情報漏洩をとても気にしている。



