高校卒業後、笹崎は地元を離れて進学する予定のため、地元での進学を目指している逢坂とは進路が別れることになる。
十二年繋いだ縁も、お互いに無事合格すればここで切れるというわけだ。
伏見の方は、逢坂と同じ地元大学希望組で、しかも逢坂と同じ学校を目指している。学部が違うということが唯一の救いだが、逢坂的には同じ学校であるということが最早気に食わなかった。
「腐れ縁って、腐っているから切ろうとしても中々切れないんだよね。ある意味運命よりももっと強固に繋がっている感じがして、悪くないよね」
「……こんな男を、白シャツが似合う爽やか男子ランキング一位にしてしまう女子の目は一体どうなっているのよ。爽やかとは対極にいるじゃない」
「でも似合うでしょ?白シャツ」
確かに似合う。今は冬服のためブレザーを着ているが、夏服の白いワイシャツにネクタイ姿は、すれ違う女子全員を振り向かせたという噂がある。
それに外面はいいから、笑顔だって爽やかと言わざるを得ない。
十二年繋いだ縁も、お互いに無事合格すればここで切れるというわけだ。
伏見の方は、逢坂と同じ地元大学希望組で、しかも逢坂と同じ学校を目指している。学部が違うということが唯一の救いだが、逢坂的には同じ学校であるということが最早気に食わなかった。
「腐れ縁って、腐っているから切ろうとしても中々切れないんだよね。ある意味運命よりももっと強固に繋がっている感じがして、悪くないよね」
「……こんな男を、白シャツが似合う爽やか男子ランキング一位にしてしまう女子の目は一体どうなっているのよ。爽やかとは対極にいるじゃない」
「でも似合うでしょ?白シャツ」
確かに似合う。今は冬服のためブレザーを着ているが、夏服の白いワイシャツにネクタイ姿は、すれ違う女子全員を振り向かせたという噂がある。
それに外面はいいから、笑顔だって爽やかと言わざるを得ない。



