石田の言葉など耳に入っていない様子で、外崎が騒ぎたて、それを田仲が煽るようなことを言う。
逢坂が卒業し、また部活動の規定人数ギリギリの三人に戻った新聞部だが、その騒がしさは相変わらずだった。
むしろ、たった三人しかいないとは思えないくらいの騒がしさである。
「まさか生徒会が、色仕掛けで部長たるいっしー先輩を落としにくるとは思っても見ませんでした。これは由々しき事態です。新聞部の未来を守るためにも、ここは断固抗議しないと!」
「……だから、色仕掛けなんてされてないんだって」
「さてそれじゃあ、生徒会に殴り込みに行くための武器を……」
「武器!?」
振り返って、外崎は段ボールをあさり出す。
「外崎さん、物理的に殴り込むのはまずいよ。しかも武器を持ってなんて」
「ボクシンググローブだったらギリセーフでは?」
「全然アウトだよ。丸腰の生徒会を殴ったなんて、問題になるよ。うちの部が廃部ギリギリの綱渡りをしている現状を忘れないで」
逢坂が卒業し、また部活動の規定人数ギリギリの三人に戻った新聞部だが、その騒がしさは相変わらずだった。
むしろ、たった三人しかいないとは思えないくらいの騒がしさである。
「まさか生徒会が、色仕掛けで部長たるいっしー先輩を落としにくるとは思っても見ませんでした。これは由々しき事態です。新聞部の未来を守るためにも、ここは断固抗議しないと!」
「……だから、色仕掛けなんてされてないんだって」
「さてそれじゃあ、生徒会に殴り込みに行くための武器を……」
「武器!?」
振り返って、外崎は段ボールをあさり出す。
「外崎さん、物理的に殴り込むのはまずいよ。しかも武器を持ってなんて」
「ボクシンググローブだったらギリセーフでは?」
「全然アウトだよ。丸腰の生徒会を殴ったなんて、問題になるよ。うちの部が廃部ギリギリの綱渡りをしている現状を忘れないで」



