青春の軌跡!

「……お疲れ様、外崎さん。えっと……結城くんと、何かあったの?」

ここまで荒れていてスルーするわけにもいかないので、石田は問いかける。
それを受けて外崎は、座ることもなく立ったままで勢い込んで口を開いた。

「聞いてくださいよ!あの男、生徒会誌に委員長会議の様子を載せたいからって写真の依頼してきたくせに、ずっと写真撮ってなくていいからとか言い始めたかと思ったらパソコンの前に連れて行かれて、気付いたらあたし、書記がホワイトボードに書いたものを保存用にパソコンに打ち込みさせられていたんですよ!」

思い出しても腹が立つ!!と外崎は、最後に恐竜みたいに吠える。

「どうどう、一年。いや、二年。一旦座って落ち着いたら?」

「そうだね、それがいいよ外崎さん」

田仲と石田の二人がかりで、荒れる外崎をとりあえず席に座らせる。
外崎の席は石田の目の前、つまりは先程まで田仲が座っていた場所なので、必然的に田仲は場所を移動し、空いていた教室の一番奥の席に座った。
しかしそれが、更に外崎の怒りに火を点ける。