「それよりさ、あのホワイトボードの赤文字って逢坂部長?」
ホワイトボードの赤文字とくれば一つしかないので、石田は振り返って確認するまでもなく頷く。
それを受けて田仲は「へー」と楽しげな相槌を打った。
「未だに消さずに残しておいてるってことは、真木の中では今も“打倒生徒会”の炎が燃えていると」
それをネタにからかおうとしているのが見え見えなので、石田は深いため気を返す。
「消すと怒るんだよ、外崎さんが。新聞部に真の自由を取り戻すまでは、僕達は打倒生徒会の心を忘れちゃいけないらしい」
「“達”ってことはオレもか。オレ生徒会長も兼任なんだけど、その場合はどうしたらいい?」
「生徒会側に立てば外崎さんから“裏切り者”呼ばわりされて、新聞部側に立ったら結城くんから冷たい視線を浴びせられるんじゃない?好きな方を選ぶといいよ」
「ええー、どっちも嫌なんだけど」
ホワイトボードの赤文字とくれば一つしかないので、石田は振り返って確認するまでもなく頷く。
それを受けて田仲は「へー」と楽しげな相槌を打った。
「未だに消さずに残しておいてるってことは、真木の中では今も“打倒生徒会”の炎が燃えていると」
それをネタにからかおうとしているのが見え見えなので、石田は深いため気を返す。
「消すと怒るんだよ、外崎さんが。新聞部に真の自由を取り戻すまでは、僕達は打倒生徒会の心を忘れちゃいけないらしい」
「“達”ってことはオレもか。オレ生徒会長も兼任なんだけど、その場合はどうしたらいい?」
「生徒会側に立てば外崎さんから“裏切り者”呼ばわりされて、新聞部側に立ったら結城くんから冷たい視線を浴びせられるんじゃない?好きな方を選ぶといいよ」
「ええー、どっちも嫌なんだけど」



