石田の無理やりな方向転換に、「強引だな」と伏見が呟き、「強引だね」と笹崎が笑う。
誰のせいだ!と訴えたいのを、石田は必死で堪えた。
「ぶ、部長!あたし、お荷物お持ちします」
怪訝そうな表情のまま動き出さない逢坂に、外崎がびしっと手を挙げて宣言する。
それを聞いてようやく逢坂が「荷物は自分で持つから大丈夫よ、愛梨」と言って立ち上がった。
それにならうように、「香月ちゃんが行くなら僕も」と笹崎も帰り支度を始める。それを見た伏見も、流れに乗るように鞄を掴んだ。
一緒にトランプをしていたからと言って、やはり宿敵同士であるためか、誰も“じゃあね”とか“また”なんて挨拶は口にしない。
けれど確かに漂う解散の流れに乗るように、全員が鞄を手にして席を立つ。
逢坂はドアの前で待つ後輩達の元へ、その後ろに笹崎が続き、教室の電気を消して伏見も続く。
誰のせいだ!と訴えたいのを、石田は必死で堪えた。
「ぶ、部長!あたし、お荷物お持ちします」
怪訝そうな表情のまま動き出さない逢坂に、外崎がびしっと手を挙げて宣言する。
それを聞いてようやく逢坂が「荷物は自分で持つから大丈夫よ、愛梨」と言って立ち上がった。
それにならうように、「香月ちゃんが行くなら僕も」と笹崎も帰り支度を始める。それを見た伏見も、流れに乗るように鞄を掴んだ。
一緒にトランプをしていたからと言って、やはり宿敵同士であるためか、誰も“じゃあね”とか“また”なんて挨拶は口にしない。
けれど確かに漂う解散の流れに乗るように、全員が鞄を手にして席を立つ。
逢坂はドアの前で待つ後輩達の元へ、その後ろに笹崎が続き、教室の電気を消して伏見も続く。



