「ここはね、避難所じゃないのよ。どうせ巻いたならもっと離れたところに行きなさいよね!なんで三階にいるのよ」
確かに、新聞部の部室からはやや距離があるとは言っても、同じ階には生徒会室もある。
いくら巻いたとは言っても、最終的に伏見が向かう場所は生徒会室だろうから、同じ階に逃げて来るというのはどうなのだろうと思わなくもない。
「学校中走り回るのも疲れたんで、ちょっと休憩をと」
「うちの部室は休憩所じゃない!」
「部長、落ち着いてください」
気持ちはわかるが、あまり大声で騒ぐとそれこそ伏見を招き寄せることになりかねない。
顔を合わせる度にバトルが始まる逢坂と、先程まで伏見に追いかけ回されていた田仲が揃っているのだから、ここに伏見が現れて穏便にことが済むはずがない。
まあまあセンパイ、落ち着いて。なんて田仲が言うものだから、「誰のせいだと思ってるのよ!」とまた逢坂が声を荒らげる。
外崎なんて「部長ファイトです!負けないでください!」なんていらん応援をするものだから、逢坂の熱は冷めない。むしろ燃え上がる一方だ。
ここはいつものごとく自分一人で止めるしかないかと石田が覚悟した時、「そういえばセンパイ」と田仲が口を開いた。
確かに、新聞部の部室からはやや距離があるとは言っても、同じ階には生徒会室もある。
いくら巻いたとは言っても、最終的に伏見が向かう場所は生徒会室だろうから、同じ階に逃げて来るというのはどうなのだろうと思わなくもない。
「学校中走り回るのも疲れたんで、ちょっと休憩をと」
「うちの部室は休憩所じゃない!」
「部長、落ち着いてください」
気持ちはわかるが、あまり大声で騒ぐとそれこそ伏見を招き寄せることになりかねない。
顔を合わせる度にバトルが始まる逢坂と、先程まで伏見に追いかけ回されていた田仲が揃っているのだから、ここに伏見が現れて穏便にことが済むはずがない。
まあまあセンパイ、落ち着いて。なんて田仲が言うものだから、「誰のせいだと思ってるのよ!」とまた逢坂が声を荒らげる。
外崎なんて「部長ファイトです!負けないでください!」なんていらん応援をするものだから、逢坂の熱は冷めない。むしろ燃え上がる一方だ。
ここはいつものごとく自分一人で止めるしかないかと石田が覚悟した時、「そういえばセンパイ」と田仲が口を開いた。



