青春の軌跡!

「真木のそれこそ、ちゃんと許可取ってんの?」

「取ってるに決まってるでしょ、一緒にしないで。こっちはちゃんと佐々木先生に確認済みだから。あとこれは、その佐々木先生からの差し入れ。今日は顔を出せないかもしれないから、そのお詫びにって」

数種類のペットボトルと、甘い物からしょっぱい物まで各種取り揃えられたお菓子の袋が並ぶ中、石田は佐々木から預かっていた箱をそっと置く。
オシャレなロゴ入りの箱に入っているのは、四つのシュークリーム。

「おお……スーパーで売っているシュークリームとはまるで違う、いいとこのシュークリームって感じの見た目」

「……ちょっと、勝手に開けないでよ」

「そうですよ!そういうのは部長が最初に開けるでしょ、普通」

「見るだけなら誰が最初でもよくない?」

「よくないです!暇なんだったらこの段ボールを寄せるの手伝ってください」

「別にいいけど、寄せるってどこに?」