「で、その運だけでここまでのし上がった田仲が新聞部に一体何の用なのよ。用がないなら出て行ってほしいんだけど。あんたを追いかけて伏見の奴がここに来たらどうしてくれるのよ」
“用がないなら”なんて言いつつも、逢坂は今すぐ出て行けと言わんばかりにドアを指差している。
「伏見センパイなら階段のところで巻いたんで、大丈夫じゃないっすか?それに、ここならそう簡単に見つからないでしょ。まさか生徒会が新聞部に隠れてるだなんて、笹崎センパイならともかく、伏見センパイは気付かないに一票」
確かに、笹崎ならばその可能性を容易に思い付きそうだが、伏見はわかりやすいヒントでもない限り気が付かなそうではある。ヒントがあったところで……とも、思わなくもない。
「じゃあなに、あんたは伏見から隠れるためにここに来たって?」
「まあ、簡単に言えばそういうことっすね。かくまってください」
「お断りよ!」
逢坂の返事は早かった。なんなら若干食い気味ですらあった。
“用がないなら”なんて言いつつも、逢坂は今すぐ出て行けと言わんばかりにドアを指差している。
「伏見センパイなら階段のところで巻いたんで、大丈夫じゃないっすか?それに、ここならそう簡単に見つからないでしょ。まさか生徒会が新聞部に隠れてるだなんて、笹崎センパイならともかく、伏見センパイは気付かないに一票」
確かに、笹崎ならばその可能性を容易に思い付きそうだが、伏見はわかりやすいヒントでもない限り気が付かなそうではある。ヒントがあったところで……とも、思わなくもない。
「じゃあなに、あんたは伏見から隠れるためにここに来たって?」
「まあ、簡単に言えばそういうことっすね。かくまってください」
「お断りよ!」
逢坂の返事は早かった。なんなら若干食い気味ですらあった。



