青春の軌跡!

「とりあえず何かしてないと、あの言い争いに巻き込まれるので。特に急ぎではないので平気です」

「どうせ生徒会の雑用でしょ。ここに生徒会長がいるんだから、断固抗議して自分達でやらせなさいよ」

逢坂の言葉には棘があるが、そこには前ほどの威力がないように感じられる。
宿敵伏見と、天敵笹崎が生徒会を抜けたことで、逢坂の中で燃え上がっていた“打倒生徒会”の気持ちも、多少はその威力が弱まったのかもしれない。
新聞部が廃部にならずに済んだというのも大きいだろう。
それでも、長年抱き続けたものはそう簡単には消えないのだろうが。

「生徒会誌の作成は、ずっと僕達がやってきましたからね。“自分達が作るよりも新聞部さんにお願いした方がより良い物が作れるから、これからもお願いしたい”って言われたら断れないですよ」