今回も廊下まで漏れている声は、何を言っているのかまではよく聞こえないが、声の感じ的に外崎が誰かに向かって己の意見をぶつけているようだ。
まあ、相手は新入部員の田仲だろうなとなんとなく予想は付くけれど。
逢坂が入部した当初も、新聞部の部室はこれくらい賑やかだった。いや、人数がいた分もっと賑やかだったかもしれない。
それが、先輩達の卒業と同時にどんどん数を減らし、逢坂が部長になった時には自分を入れてたった三人になっていた。
今だって、部員数は一人増えただけだし、それだって逢坂が卒業すればまた三人に戻ってしまう。
でもこの賑やかさは、きっと逢坂が抜けた後も変わらないのだろうなと思えた。
「……ほんとよかった。ちゃんと守れて」
思わず漏れた呟き。逢坂の顔にはほっとしたような微かな笑みが浮かぶ。
部長として、自分の代で新聞部を終わらせることなく後輩達へと繋げた。それが逢坂には、なによりも嬉しかった。
まあ、相手は新入部員の田仲だろうなとなんとなく予想は付くけれど。
逢坂が入部した当初も、新聞部の部室はこれくらい賑やかだった。いや、人数がいた分もっと賑やかだったかもしれない。
それが、先輩達の卒業と同時にどんどん数を減らし、逢坂が部長になった時には自分を入れてたった三人になっていた。
今だって、部員数は一人増えただけだし、それだって逢坂が卒業すればまた三人に戻ってしまう。
でもこの賑やかさは、きっと逢坂が抜けた後も変わらないのだろうなと思えた。
「……ほんとよかった。ちゃんと守れて」
思わず漏れた呟き。逢坂の顔にはほっとしたような微かな笑みが浮かぶ。
部長として、自分の代で新聞部を終わらせることなく後輩達へと繋げた。それが逢坂には、なによりも嬉しかった。



