「これで生徒会に入れるって、有権者の目は一体どうなっているんですか。賄賂でも配りました?」
「……賄賂は配ってないと思うけど、まあなんというか」
「不戦勝、的な?」
外崎の最もな問いに言い淀む石田に代わって、田仲が説明を引き継ぐ。
「内申点欲しくて立候補したら、たまたまオレの他に立候補者いなくて、それでも一応選挙はしたけど、他に入れる人がいないんじゃあねーって感じで見事当選」
そして彼、石田と同じ二年生の田仲 由人は、生徒会役員として真面目に仕事をしている……かどうかは定かでないが、しょっちゅう伏見に怒鳴られて追いかけられてはいる。
「オレ、昔からそういうとこ運がいいというか。勝負強いというか。まあそんな感じなんすよ」
「部長とはまた違った意味で伏見先輩とそりが合わなそうですね、この人」
全くもって外崎の言う通りだと石田も思っている。
まあ逢坂の場合は、そりが合わないというよりは、生徒会そのものを嫌悪するが故のぶつかり合いなのだろうが。
「……賄賂は配ってないと思うけど、まあなんというか」
「不戦勝、的な?」
外崎の最もな問いに言い淀む石田に代わって、田仲が説明を引き継ぐ。
「内申点欲しくて立候補したら、たまたまオレの他に立候補者いなくて、それでも一応選挙はしたけど、他に入れる人がいないんじゃあねーって感じで見事当選」
そして彼、石田と同じ二年生の田仲 由人は、生徒会役員として真面目に仕事をしている……かどうかは定かでないが、しょっちゅう伏見に怒鳴られて追いかけられてはいる。
「オレ、昔からそういうとこ運がいいというか。勝負強いというか。まあそんな感じなんすよ」
「部長とはまた違った意味で伏見先輩とそりが合わなそうですね、この人」
全くもって外崎の言う通りだと石田も思っている。
まあ逢坂の場合は、そりが合わないというよりは、生徒会そのものを嫌悪するが故のぶつかり合いなのだろうが。



