「じゃあ、場所を変えた方がいいかな。図書室だと静か過ぎて話がしづらいだろうし」
かと言って、校内で落ち着いて話が出来る場所に心当たりはない。
部室だと逢坂が来る可能性があるし、お互いの教室だと周りの目が気になる。
人目につかなそうな廊下の端っこという手もあるが、それはそれで誰かに見られた時に変な噂を立てられそうだ。
石田が頭を悩ませていると、外崎は何でもないことのように
「ああ、いえ。場所は変えなくて大丈夫ですよ。このまま図書室に向かいましょう」
そう言って先に立って歩き出す。
え、でも図書室は……と返しながら、石田もとりあえず後に続いた。
「任せてください、いっしー先輩。とっておきの場所がありますので、そこを“お借り”しましょう」
「借りる?とっておきの場所を?」
よくわからず首を傾げる石田に、外崎はにっこり笑ってみせる。なんだかちょっぴり嫌な予感がするなと思いつつ、石田は外崎の先導で図書室に向かう。
廊下にいてもわかる静かな空間に無駄に音が響かないようそっとドアを開けた外崎は、真っすぐに貸し出しカウンターへと向かった。
かと言って、校内で落ち着いて話が出来る場所に心当たりはない。
部室だと逢坂が来る可能性があるし、お互いの教室だと周りの目が気になる。
人目につかなそうな廊下の端っこという手もあるが、それはそれで誰かに見られた時に変な噂を立てられそうだ。
石田が頭を悩ませていると、外崎は何でもないことのように
「ああ、いえ。場所は変えなくて大丈夫ですよ。このまま図書室に向かいましょう」
そう言って先に立って歩き出す。
え、でも図書室は……と返しながら、石田もとりあえず後に続いた。
「任せてください、いっしー先輩。とっておきの場所がありますので、そこを“お借り”しましょう」
「借りる?とっておきの場所を?」
よくわからず首を傾げる石田に、外崎はにっこり笑ってみせる。なんだかちょっぴり嫌な予感がするなと思いつつ、石田は外崎の先導で図書室に向かう。
廊下にいてもわかる静かな空間に無駄に音が響かないようそっとドアを開けた外崎は、真っすぐに貸し出しカウンターへと向かった。



