ある日の昼休み、図書室に向かっていた石田は、後ろから自分を呼ぶ声に足を止めて振り返った。
駆け寄って来たのは外崎で、石田に追いつくとまずは「お疲れ様です」と挨拶。
「お疲れ様、外崎さん」
図書室があるのは一年生の教室があるのと同じ一階なので、こうして顔を合わせてもなんら不思議ではない。ただ気になるのは、外崎がやたらと周囲を気にしていること。
「どうかしたの?」
流石に気になって尋ねると
「いっしー先輩、これからどちらへ?」
外崎は、問いに問いで返してきた。
「えっと……図書室に」
「それは急ぎの用事ですか?」
「用事というか、ちょっと考えたいことがあって。静かに考え事が出来る場所ってことで思い付いたのが図書室だっただけで」
なるほど、と頷いた外崎は
「実は、いっしー先輩に例の件でご相談したいことがあるんです。なので、お時間貰いたいんですけど」
“例の件”と言われてすぐには何のことかわからなかった石田だが、ややあって逢坂には内緒の計画のことかと察する。だから外崎は、やたらと周囲を気にしていたのかと。
駆け寄って来たのは外崎で、石田に追いつくとまずは「お疲れ様です」と挨拶。
「お疲れ様、外崎さん」
図書室があるのは一年生の教室があるのと同じ一階なので、こうして顔を合わせてもなんら不思議ではない。ただ気になるのは、外崎がやたらと周囲を気にしていること。
「どうかしたの?」
流石に気になって尋ねると
「いっしー先輩、これからどちらへ?」
外崎は、問いに問いで返してきた。
「えっと……図書室に」
「それは急ぎの用事ですか?」
「用事というか、ちょっと考えたいことがあって。静かに考え事が出来る場所ってことで思い付いたのが図書室だっただけで」
なるほど、と頷いた外崎は
「実は、いっしー先輩に例の件でご相談したいことがあるんです。なので、お時間貰いたいんですけど」
“例の件”と言われてすぐには何のことかわからなかった石田だが、ややあって逢坂には内緒の計画のことかと察する。だから外崎は、やたらと周囲を気にしていたのかと。



