青春の軌跡!

「知ってます? 部長って結構人気あるんすよ。頭いいし、顔もいいし、スタイルもいいし」

「知ってる。でもお前、そこに“黙っていれば”って言葉がくっつくのを知らないだろ。そんで“口を開けば残念だ”で締められるんだよ」

「でも伏見センパイは、そんな部長が好きなんですもんね。顔を合わせる度に喧嘩するのは、素直になれない気持ちの表れと」

「そんなわけあるか!!」

怒鳴ったところで田仲に響かないのはわかっている、自分が疲れるだけなのもわかっているのだが、声を荒らげずにはいられない。

「俺は、今まで生徒会の仕事を手伝ってもらった手前、あいつらがお前に振り回されるのはかわいそうだと思っただけで、新聞部のことも逢坂のことも別に気にかけてない!むしろ、サボり癖のあるお前が生徒会業務と新聞部を両立出来るのかどうかを気にしてるんだ!!」

「ご心配なく。オレがいなくても結城がきっちり回すと思うんで」

「初めから後輩に全てを託すな!」