「急に何の話かと思いましたよ。適当に話し出すのはやめてください」
「適当はお前だろうが」
まったく……と伏見はため息をつく。
田仲と真面目な話をしようとしたのがそもそもの間違いだったと伏見が思い始めたところで、いつになく真面目なトーンの声が生徒会室に響いた。
「やめませんよ」
田仲の言葉に、伏見は手を止めて振り返る。声と同様真面目な顔をしているように見えたのは一瞬で、目が合うと田仲はいつも通りに楽しげな笑みを浮かべた。
「それともあれですか?伏見センパイ的には、新聞部を廃部に出来なかったんで悔しい感じっすか?」
別に、と短く返して、伏見は棚の方に向き直り手を動かす。
「ただ、適当な気持ちで入部するくらいならやめた方がいいと思っただけだ。真面目に活動しているあいつらに失礼だろ。散々引っ掻き回したあとで、飽きたからやめるなんて言われたら、あいつらがどんな思いをするか」
「適当はお前だろうが」
まったく……と伏見はため息をつく。
田仲と真面目な話をしようとしたのがそもそもの間違いだったと伏見が思い始めたところで、いつになく真面目なトーンの声が生徒会室に響いた。
「やめませんよ」
田仲の言葉に、伏見は手を止めて振り返る。声と同様真面目な顔をしているように見えたのは一瞬で、目が合うと田仲はいつも通りに楽しげな笑みを浮かべた。
「それともあれですか?伏見センパイ的には、新聞部を廃部に出来なかったんで悔しい感じっすか?」
別に、と短く返して、伏見は棚の方に向き直り手を動かす。
「ただ、適当な気持ちで入部するくらいならやめた方がいいと思っただけだ。真面目に活動しているあいつらに失礼だろ。散々引っ掻き回したあとで、飽きたからやめるなんて言われたら、あいつらがどんな思いをするか」



