石田の後ろにあるホワイトボードにも、でかでかとその文字が書かれている。薄くなるたびに逢坂が上からなぞっているので、その文字はいつまでもでかでかと存在を主張している。
「生徒会を打倒する、そして新聞部が生き残る方法の一つとして、生徒会を吸収してやるのよ!」
「急襲?襲うんですか?この人数で。そもそも、暴力沙汰はまずいですよ」
「その辺の段ボールあさったら、武器とかいっぱい出てきそうだからなんとかなるんじゃないですか?人目につかないところで一人ずつやれば」
「……あんた達って見かけによらず血の気盛んなのね」
後輩二人の返答に驚きを隠せない逢坂と、逢坂にだけはそれを言われたくない石田。
「そもそも、急襲って先に言ったのは部長ですよ」
「そもそも、襲う方の急襲じゃないわよ。取り込む方の吸収」
ああ、と外崎が納得したように手を打つ。
逢坂が放った“きゅうしゅう”という言葉に、石田の方が物騒な意味を持たせてしまったようだが、外崎も何の疑いもなく話に加わった辺り、物騒な意味で捉えたのは石田だけではなかったようだ。
「生徒会を打倒する、そして新聞部が生き残る方法の一つとして、生徒会を吸収してやるのよ!」
「急襲?襲うんですか?この人数で。そもそも、暴力沙汰はまずいですよ」
「その辺の段ボールあさったら、武器とかいっぱい出てきそうだからなんとかなるんじゃないですか?人目につかないところで一人ずつやれば」
「……あんた達って見かけによらず血の気盛んなのね」
後輩二人の返答に驚きを隠せない逢坂と、逢坂にだけはそれを言われたくない石田。
「そもそも、急襲って先に言ったのは部長ですよ」
「そもそも、襲う方の急襲じゃないわよ。取り込む方の吸収」
ああ、と外崎が納得したように手を打つ。
逢坂が放った“きゅうしゅう”という言葉に、石田の方が物騒な意味を持たせてしまったようだが、外崎も何の疑いもなく話に加わった辺り、物騒な意味で捉えたのは石田だけではなかったようだ。



