青春の軌跡!

久し振りに新聞部らしい活動が出来るという喜びと、思っていた以上に田仲に手を焼かされた疲労感、それに伴う完成した時の達成感ですっかり失念してしまっていた。
逢坂が引退するその日までに新入部員を最低あと一人獲得出来なければ、新聞部の廃部が決まってしまう。

「い、今からでも、何か出来ることはありますか?あたし、とりあえずでも入部してくれそうな人を捕まえて来ましょうか!使えそうな写真がいくつかあるので、それをネタに」

「脅すのはどうかと思うよ外崎さん……」

「人聞きが悪いこと言わないでください!お願いするんですよ」

ものは言いようである。

「まあ落ち着きなさい二人共。実は前から考えていたことがあるのよ」

考えていたこと?と同時に首を傾げる石田と外崎に、逢坂は得意げに頷いてみせる。

「私達新聞部は、“生徒会のお手伝い”とか“末端組織”とか屈辱的な呼び方をされるようになってからずっと、打倒生徒会!を胸に活動してきたことはもちろん忘れてないわよね?」

「もちろんです!」

「それはまあ」